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訳あり物件を売却するには？押さえておきたいポイント
「訳あり物件は売れるのか不安」
「訳あり物件を可能な限り高く買い取ってもらうにはどうしたいいの」
「訳あり物件を売るときはどんな所に注意すればいいのかな」
訳あり物件の売却について、このような不安を抱えてはいませんか。
たしかに訳あり物件は、心理的な印象も悪く、買いたいと思ってくれる方が少なくなるのは事実です。
結果的に、普通の物件の相場よりも低い価格でしか買い取ってもらえない場合も多いです。
そのため、訳あり物件でも売れるのなら、と妥協して売却してしまう気持ちもわかります。
しかし訳あり物件でも、納得した価格での売却は可能です。
本記事では、訳あり物件は売れるのか？といったところから、売却の方法や注意点を解説します。
記事の後半では、訳あり物件を売却する業者選びのポイントもお伝えします。
安くても売れるならと諦めていた物件を、できるだけ高く売る方法を知れるので、ぜひ最後までお読みください。
目次
訳あり物件は売却が可能？
買い手が付かずになかなか売れないのでは、と考える方は多いです。
実際には、訳あり物件を買い取ってもらえる可能性は高いですが、2つのポイントを押さえておく必要があります。
- 訳あり物件の売値は相場よりも下がる傾向にある
- 不動産売買の業者は1社では解決できない可能性がある
訳あり物件は印象が悪くなるため、実際に買い手が付かない場合も多いです。
そのため、物件の売値を下げて交渉し、買い手を探していきます。
また、なかなか売れない場合は、別の業者に販売を依頼する必要もでてきます。
訳あり物件は売却できるが、買い叩かれたり、手間が掛かったりする可能性がある、と覚えておきましょう。
訳あり物件は売却できることが分かっていただけたと思いますが、そもそも訳あり物件がどんな物件か分からないという方もいるのではないでしょうか。
下記記事では訳あり物件について解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
訳あり物件を売却する方法
訳あり物件を売りやすくする方法は3つあります。
買い手にとって、訳あり物件でも構わないと、納得してもらえるような手段を取っていきましょう。
順番に解説いたします。
方法①売値を下げる
本来の土地や建物の相場よりも金額を下げて交渉します。
支払うお金が想定よりも下がるため、訳あり物件でも買い手が納得して購入してくれます。
通常1,000万円の価値がある物件を、500万円や250万円と提示されたら、訳あり物件でも購入しようかな、といった気持ちになりやすいです。
売却価格の値引きは、入るお金は減ってしまいますが、一番手早くて効果の高い売却方法です。
とにかく訳あり物件を手放したいと考えている方は、値下げ交渉から進めるとスムーズに売れるでしょう。
方法②時間を置いてから販売する
訳あり物件の売却方法として、時間を置いてから販売するのも有効な方法です。
人の死などに関する心理的瑕疵（しんりてきかし）に関する告知期間は、大体3年間となっています。
参照：『「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」を策定しました』
期間が経過した場合は、原則として告知する必要はありません。
訳あり物件と伝える必要がなくなるため、売れる確率は格段に上がります。
しかし、買い手から質問を受けた場合や、知らせる必要があると判断された場合は、3年経過したあとでも、告知する必要があると覚えておきましょう。
方法③リフォームや更地などの手を加えてから売る
メンテナンスをしたうえで、訳あり物件を売るのも一つの方法です。
訳ありなポイントをキレイにしておけば、買い手も妥協してくれるからです。
何か事件が発生していたとしても、非常に綺麗にリフォームされていたら、買ってくれる方もでてきます。
一つ注意点としては、リフォームや更地にした場合でも、瑕疵があると告知をする必要があるのを忘れないでください。
あとから買い手に知られてしまった場合は、トラブルに発展する可能性が高いです。
訳あり物件を売却する際に押さえておきたい注意点
トラブルを回避するためにも、押さえておきたい注意点を3つ紹介します。
せっかく訳あり物件を売っても、あとから問題が発生した場合には、手間もお金も掛かってしまうため、しっかりと注意点を押さえておきましょう。
注意点①訳あり物件であると必ず伝える
売り手は買い手に対して、訳あり物件であると伝える義務があります。
仮に買い手に瑕疵（かし）を伝えず、売却後に発覚した場合には、売り手に対して瑕疵担保責任（かしたんぽせきにん）を問えます。
瑕疵担保責任とは、物件が売れたあとに、物件の瑕疵が発覚した場合、買い手が売り手に対して契約の解除、または損害賠償の請求が可能な権利を認めるものです。
後のトラブルを防ぐためにも、訳あり物件であると、必ず事前に伝えておきましょう。
注意点②心理的瑕疵は問題になりやすい
瑕疵には、物理的瑕疵・法律的瑕疵・心理的瑕疵の3つがあります。
物理的瑕疵は、簡単にいうと物件の欠陥箇所などです。
例をあげると、雨漏りや水漏れ箇所があるケースが多いです。
法律的瑕疵は、物件内に法律に反している箇所がある場合になります。
築年数が長い物件に多く、現在の法律が施行されるよりも前に建てられた物件が該当するケースが多いです。
心理的瑕疵は、暮らすうえで、不快に感じる可能性がある場合をいいます。
物件の売買では、とくにこの心理的瑕疵が問題になる場合が多いです。
具体的には、過去に人が亡くなっていたり、物件の近くで事件が発生していたりする場合になります。
訳あり物件の中でも、心理的瑕疵がある場合は、売却が難しくなる可能性があると覚えておきましょう。
注意点③値下げしなくても売れる可能性はある
訳あり物件だからといって、必ずしも値下げをする必要はありません。
売り手の希望する値段で、買い取ってくれる方もいます。
訳あり物件に対して、嫌悪感を抱く方は多いですが、嫌悪感を抱くかどうかは人それぞれです。
仮に人が亡くなったといった、心理的瑕疵がある物件だったとしても、あまり気にしない方の場合は、通常の相場の金額で買い取ってくれるでしょう。
訳あり物件だからといって、高く売るのを諦めず、一度は値下げしない金額で買い手を探してみましょう。
訳あり物件を売却する業者を選ぶ際のポイント
物件を売却する業者選びはとても重要です。選ぶ際のポイントを3つまとめています。
紹介するポイントを参考に、納得した価格で売却できるようにしましょう。
ポイント①信頼できる担当者を選ぶ
信頼できる担当者がいるのは、業者選びでも重要なポイントです。
担当者の中には、利益優先・売却優先で、大事な点をあえて伝えなかったり、物件を低価格で手に入れようとしたり、売り手にも買い手にも不利益になるような行動をする場合があります。
仮に担当者が重要な情報を伝えずに、あとから買い手とのトラブルになった場合、売り手であるあなたに責任が降りかかる可能性もあります。
せっかく訳あり物件が売れたのに、その後トラブルに発展してしまっては、後味も悪く、苦労もするため大変です。
業者の実績や口コミ、実際に対応してもらった反応などを参考に、信頼できる担当者なのかどうか、しっかりと判断していきましょう。
ポイント②訳あり物件専門の業者に依頼する
訳あり物件専門の業者は、実績も豊富なため安心して売却を任せられます。
実際に、ゴミ屋敷になってしまった物件や過去に刑事事件が起きている物件など、普通の不動産会社では敬遠されるような物件も、問題なく売却が可能です。
また、訳あり物件を売却したあとのトラブルについては、業者が請け負ってくれるところもあります。
そのため、売却後の不安を抱えなくても大丈夫です。
とくに訳あり物件の、売却についての知識がないと悩んでいる方は、まずは専門の業者に相談しましょう。
訳あり物件のなかで事故物件に関する情報をお探しの方に向けて、以下の記事でも取り扱っています。
興味のある方はこちらも合わせてご覧ください
【関連記事】事故物件の定義とは？
【関連記事】事故物件を高く売るには？
【関連記事】相続した記事の対処法
【関連記事】事故物件の基礎情報
【関連記事】事故物件の基準
ポイント③複数の業者に査定してもらう
できる限り高く、訳あり物件を売りたい場合には、複数の業者に査定をしてもらいましょう。
比較検討すれば、安く買い叩かれる心配も少なくなり、買取の条件や値段がよい業者が見つかります。
1社だけで査定をしてもらった場合は、比較する数字がないため、査定額が本当に適正なのか判断できません。
またA社に対して、B社はこの値段で買取してくれますよ、といった値段の交渉もできるため、査定金額を上げられる可能性があります。
業者とのやりとりといった手間は増えてしまいますが、訳あり物件を高値で売りたい場合は、積極的に複数の業者を利用しましょう。
訳あり物件の売却は専門の業者に依頼しよう
訳あり物件は売却できるのか、また訳あり物件を売却する方法や注意点について解説してきました。
訳あり物件の売却は可能ですが、値下がりなどのマイナスのポイントがあるのも事実です。
知識が少ない方には、後にトラブルが起きてしまうリスクもあります。
売却で失敗しないためにも、訳あり物件専門の業者を積極的に活用していきましょう。
実績も豊富で、さまざまな物件を取り扱った経験があるため、安心して任せられます。
訳あり物件の売却を悩んでいる間に、価値が下がってしまう可能性もあるので、検討しているなら早めに行動していきましょう。
とくに、訳あり物件の買取専門のラクウルなら、高価買取の実績も豊富です。
自社買取のため、仲介手数料も掛かりません。
また、売却後の責任を負ってくれるため、売れてしまえば不安は一切ありません。
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訳あり物件の概要は以下のページでも詳しく紹介しています。
「訳あり物件について」
訳あり物件買取の流れを知りたい方は以下のページも合わせてご覧ください
「訳あり物件買取の流れ」
